Fauna Marin Reef ICP
主要元素・微量元素を手軽にチェック。
リーフアクアリウムのためのベーシックICP水質検査。
Fauna Marin Reef ICPは、ドイツのFauna Marin ICP Labで行われる海水水槽専用の水質分析サービスです。
ICP-OESによる分析を中心に、カルシウム・マグネシウム・カリウムなどの主要元素から、ヨウ素・鉄・マンガン・亜鉛などの微量元素、さらに銅・アルミニウム・鉛などの不要元素・汚染物質まで幅広く分析します。
直接測定された値と、測定結果から算出される重要なパラメーターを合わせて、標準39項目の水質状態を確認できます。
家庭用水質試薬では測定することが難しい微量元素や不要元素まで確認できるため、水槽内の元素状態をより詳しく把握したい場合におすすめです。
Reef ICPの特徴
- 標準39項目を分析
- 主要元素・微量元素・不要元素を幅広くチェック
- ICP-OESを中心とした元素分析
- 家庭用試薬では測定が難しい微量元素を確認可能
- 銅・アルミニウム・鉛などの不要元素も確認可能
- 検査結果をFauna Marin Labのオンラインシステムで確認可能
- 過去の検査結果を保存し、水質変化を追跡可能
- 分析結果に応じた水質改善・添加に関する情報を確認可能
主な分析項目
主要元素
ナトリウム、マグネシウム、カルシウム、カリウム、硫黄、硫酸塩、ストロンチウム、ホウ素、臭素、ヨウ素など
リン・ケイ素関連
リン、総リン酸、ケイ素、ケイ酸など
微量元素・不要元素
亜鉛、バナジウム、銅、ニッケル、モリブデン、バリウム、コバルト、クロム、鉄、リチウム、マンガン、セレン、ルビジウム、アルミニウム、アンチモン、ヒ素、ベリリウム、鉛、カドミウム、ランタン、水銀、銀、チタン、タングステン、スズ、ジルコニウムなど
こんな方におすすめ
- 初めてICP検査を利用する方
- 主要元素・微量元素の状態を確認したい方
- サンゴの色彩や成長に違和感がある場合
- 家庭用水質試薬では不調の原因が分からない場合
- 銅やアルミニウムなど不要元素の混入を確認したい方
- 定期的なICP検査で水槽の変化を管理したい方
- NO3・PO4・KHなどは普段自分で測定している方
Reef ICPで測定しない主な項目
Reef ICPは主要元素・微量元素などの元素分析を中心とした検査です。
以下の項目まで含めて総合的に水質を分析したい場合は、上位サービスのReef ICP Totalがおすすめです。
- 塩分濃度
- pH
- KH
- 硝酸塩(NO3)
- 亜硝酸塩(NO2)
- オルトリン酸(PO4)
- 各元素と塩分の関係
- Ca:Mgなど元素同士の関係
- RO水を含めた詳細分析
検査結果について
検査結果はFauna Marin Labのオンラインシステムから確認できます。
単純な測定値だけでなく、基準値との比較や注意すべき項目、水質改善のための情報なども確認できます。
定期的に測定することで過去の検査結果と比較でき、水槽内の元素濃度の変化を長期的に管理することができます。
検査の流れ
- 検査キットをFauna Marin Labへオンライン登録します。
- 付属容器へ水槽水を採取します。
- 国内指定先へ検体を発送します。
- 国内代理店からドイツFauna Marin ICP Labへ送付されます。
- 分析完了後、オンライン上で検査結果を確認できます。
国内代理店からドイツへ発送後、通常約7〜10営業日が結果案内の目安です。
※輸送状況、Fauna Marin Labの稼働状況、祝日などにより日数が前後する場合があります。
※採水・登録・発送方法は付属説明書および国内代理店の最新案内をご確認ください。
Reef ICPとReef ICP Totalの違い
どちらもFauna Marinのラボで水質を分析するサービスですが、主な違いは分析・評価する範囲です。
Reef ICPは主要元素・微量元素・不要元素などの元素分析を中心としたベーシック検査。
Reef ICP Totalは元素分析に加えて、KH・pH・塩分・NO3・PO4・RO水・各測定値の関係まで確認する総合水質検査です。
比較項目 |
Reef ICP |
Reef ICP Total |
|---|
検査の位置づけ |
元素分析を中心としたベーシック検査 |
水槽全体を評価する総合検査 |
標準分析・評価項目 |
39項目 |
111項目 |
主要元素 |
○ |
○ |
微量元素 |
○ |
○ |
不要元素・重金属 |
○ |
○ |
カルシウム・マグネシウム・カリウム |
○ |
○ |
ヨウ素 |
○ |
○ |
リン・総リン酸 |
○ |
○ |
オルトリン酸(PO4) |
― |
○ |
硝酸塩(NO3) |
― |
○ |
亜硝酸塩(NO2) |
― |
○ |
塩分濃度 |
― |
○ |
pH |
― |
○ |
KH |
― |
○ |
電気伝導率 |
― |
○ |
Ca:Mgなどの関係評価 |
― |
○ |
各元素と塩分の関係評価 |
― |
○ |
RO水の詳細分析 |
― |
○ |
オンライン結果確認 |
○ |
○ |
過去の分析履歴管理 |
○ |
○ |
Reef ICPがおすすめの方
主要元素・微量元素を中心にチェックしたい方におすすめ。
- NO3・PO4・KHなどは普段自分で測定している
- 微量元素の過不足を確認したい
- 銅・アルミニウムなど不要元素を確認したい
- 定期的にICP検査を行いたい
- 初めてICP分析を利用する
Reef ICP Totalがおすすめの方
水槽の状態を可能な限り詳しく調べたい方におすすめ。
- 原因不明のサンゴの不調を詳しく調べたい
- NO3・PO4・KH・pH・塩分も一緒に確認したい
- SPS水槽を細かく管理している
- 微量元素添加を積極的に行っている
- 測定値同士のバランスまで確認したい
- RO/DI水を含めて汚染源を確認したい
どちらを選べばいい?
元素の状態を定期的に確認するなら「Reef ICP」
水槽全体を詳しく診断するなら「Reef ICP Total」
Reef ICP TotalはReef ICPより「測定精度が高い」という位置づけではなく、基本水質・栄養塩・RO水・測定値同士の関係など、分析・評価する範囲が広い検査です。
普段NO3・PO4・KHなどを自身で測定しており、主要元素や微量元素を中心に確認したい場合はReef ICP。
サンゴの原因不明の不調や、水質全体を一度詳しく確認したい場合はReef ICP Totalがおすすめです。